Zoom ワークショップ案内

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※登録理学療法士の更新ポイント付与対象(4.5ポイント)

【テーマ】「歩行効率の再考シリーズ」


【日 時】

   9/30①バイオメカニクス編

11/ 4②神経生理学編

11/25③臨床応用

12/23④臨床応用

ZOOM 各20:00~21:10(70分)

(録画配信あり)

【参加費】 8,900円 

【講 師】理学療法士 中山直樹先生

四国医療専門学校専任講師

認定理学療法士(運動器・脳卒中)

【研修会概要】


【全体概要】

今よりも少し自信を持って『CPG』と言えるようになってみませんか?

歩行の評価・介入時によく耳にするCPG(Central Pattern Generator)=中枢パターン発生器…

学会発表の考察の部分で安易に『CPG』と使っているのを見た(聞いた)ことはありませんか?


長下肢装具でのリズミカルな歩行であればCPGが賦活された…

左右対称的な二動作前型歩行であればCPGが効いている…

生体力学的・神経生理学的な構成要素を考慮した評価に基づいた上で『CPG』を紐解いていくべきと考えます。


本シリーズでは、運動学・解剖学・生理学に基づき、多角的かつ、より臨床に即した視点から『歩行効率』を考えていきます。

明日からの臨床で、新たな視点から『歩行効率』や『CPG』について評価・介入できるようになってみませんか?


≪こんな方にオススメ≫

・『CPG』という言葉を安易に使ってしまっている・・・

・運動学・解剖学・生理学的な視点から歩行を解釈したい!!

・生体力学と神経生理学的な解釈の繋がりの引き出しを増やしたい!!

・10m歩行時間や6分間歩行距離などの指標を用いて歩行を評価していることが多い!!

・上肢活動の向上を図るためのOTプログラムに歩行を活かしたい!!

① 9/30金

【バイオメカニクス編】

≪プログラム(予定)≫

・歩行分析の定石…重心(COG)、床反力作用点(COP)、慣性力!!

・三法則(力学的エネルギー保存・慣性・角運動量保存)で動歩行・静歩行を紐解く!!

・TLA(trailing limb angle)と立脚中期スタート理論の関係とは?

・慣性力は放ったらかし!?片脚立位練習のよくある間違いって?

・寝返り・起きあがり・立ち上がりから歩行を変えるための切り札とは?

② 11/4金

【CPG編】

≪プログラム(予定)≫

・歩行能力改善のテッパン…皮質網様体路!!

・Ⅰa伸張反射、相反抑制、Ⅰb促通、反回抑制、脱抑制でCPGを因数分解!!

・本当はすごい!!驚異のStretch Shortening Cycle!?

・高閾値のゴルジ腱器官には空間的・時間的加重で攻略!!

・立脚終期の下腿三頭筋の真相とは?実は遠心性収縮をしていない!?

③ 11/25金

【臨床応用編Ⅰ】

≪プログラム(予定)≫

・上肢からCPGを賦活する驚異の脊髄固有ニューロン!?

・歩き始めを安定させるCOPの逆応答現象の活用術とは?

・二重課題中の認知課題はワーキングメモリーが突破口!!

・装具なし歩行が自立していても長下肢装具歩行運動を活用した症例

・長下肢装具歩行運動へのひと工夫って?

④ 12/23金

【臨床応用編Ⅱ】

≪プログラム(予定)≫

・立脚終期への介入により歩行効率が向上した重度感覚障害の症例

・長下肢装具のオプション例って?

・歩行に活かせる感覚障害と知覚障害の違いって?

・CPGはSerial7とPCIで客観的に評価できる?

・内反尖足の改善にヒラメ筋を抑制する真相とは?


【テーマ】体幹の機能解剖と運動学シリーズ①②③」

 治療の設計図と具体的方法 体幹編~

           

【日 時】

2022年10月 1日(土)胸郭

2022年10月15日(土)骨盤帯

2022年11 5日(土)脊柱・腰痛

ZOOM 各20:00~22:00(120分)

(録画配信あり)

【参加費8,900円 先着10名 6,900円  

【講 師】 

学術博士/理学療法士 蒲田和芳先生

株式会社GLAB 代表取締役

【研修会概要】

 腰痛や骨盤痛の治療において、骨盤や胸郭を含む脊椎アライメントや異常運動と、結果因子としての痛みや画像所見などとを照合しつつ、メカニズムを推定することになる。体幹の筋機能低下には、モーターコントロールの不良(中枢性)と筋の滑走不全(末梢性)の原因が含まれる。

 

 これらに対して完成度の高い治療を行うには、マルアライメントと異常運動を引き起こしている原因(原因因子)を可能な限り改善し、メカニズムを解決しておく必要がある。マルアライメントの原因に対して、運動療法、補助具(骨盤アライメントを改善する座椅子など)、補装具療法(骨盤ベルトなど)、徒手療法(癒着のリリース)などが奏効する。一方、疼痛に対しては、疼痛の発生源を精密触診によって絞り込んだ上で、神経を含むファシアリリースが有効である。本シリーズでは、主に腰痛・骨盤痛の治療の設計図と具体的な方法を紹介する。

講師紹介

蒲田 和芳 Kazuyoshi Gamada

■所属:株式会社GLAB(ジーラボ)代表取締役

■学位・資格

学術博士,理学療法士(1995年3月)

日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー


■学歴

1991年東京大学教育学部体育学科卒業(教育学学士)

1994年東京大学大学院教育学研究科身体教育学専攻修了(教育学修士)

1995年社会医学技術学院夜間部理学療法学科卒業(理学療法士免許)

1998年東京大学大学院総合文化研究科修了(後期過程)身体運動科学専攻修了(学術博士)

■職歴

1998-2003年横浜市スポーツ医科学センター整形診療科理学療法室長

2003-2005年コロラド大学ヘルスサイエンスセンター(ポスドクフェロー)

2005-2006年フロリダ大学機械・航空工学科(リサーチフェロー)

2006-2014年広島国際大学総合リハビリテーション学部 准教授

2015-2020年広島国際大学総合リハビリテーション学部 教授

2020年- 広島大学大学院 医系科学研究科 弓削研究室 研究員

早稲田大学スポーツ科学研究科 金岡研究室 招聘研究員

2021年- 大阪産業大学工学部 非常勤講師

     昭和大学保健医療学部理学療法学科 非常勤講師

   京都橘大学健康科学部 理学療法学科 非常勤講師

2022年- 札幌医科大学保健医療学部理学療法学科 研究員

     北里大学リハビリテーション学科理学療法学専攻 特別講義講師


<大会帯同>

1995年福岡ユニバーシアード 選手村診療所

1996年アトランタオリンピック JOC本部医務班

2000年シドニーオリンピック JOC本部医務班

2022年東京オリンピック・パラリンピック 選手村ポリクリニック

■著書

リアライン・トレーニング下肢編(講談社)

リアライン・トレーニング体幹・股関節編(講談社)

拘縮治療のエビデンスと臨床応用(株式会社gene)

 

肩のリハビリテーションの科学的基礎(ナップ)

肘関節疾患のメカニズムとリハビリテーション(ナップ)

コアコンディショニングとコアセラピー(講談社)

コアセラピーの理論と実践(講談社)

【テーマ】血管機能とリハビリテーション 動脈弾性能と身体機能 

      ~リハビリテーションの新たな標的~


日 程10月21日 前半 動脈弾性能の基礎と役割

10月28日 後半 動脈弾性能とリハビリテーション

     各19:30~21:00

【参加費】3,300円

【講 師】博士/専門理学療法士 小川明宏先生

     東邦大学医療センター佐倉病院


概 要

 全身に張り巡らされている血管、その中でも動脈の役割は心臓から各器官への血液供給などの重要な役割を果たします。


 この動脈の弾性機能を定量化し臨床・研究で活用されていますが、リハビリテーションの領域ではあまり馴染み深いものではないと考えます。


 本講習会では動脈弾性能の基礎やその役割、さらには心疾患のリハビリテーション領域における動脈弾性能の重要性等についてお話しします。


【講師紹介】

小川明宏先生

東邦大学医療センター佐倉病院

リハビリテーション部 技師長補佐

東邦大学医学部 非常勤研究生

埼玉県立大学大学院 博士研究員

博士(健康科学)

専門理学療法士(内部障害)

心臓リハビリテーション指導士

https://researchmap.jp/rtp-ogw0318


【テーマ】

健康増進のための栄養指導

~栄養指導を理解、実践するために~

 前編:検査値と疾病予防

 後編:筋・骨の強化

           

【日 時】

2022年1112日(土)検査値と疾病予防

2022年11月26日(土)筋・骨の強化

ZOOM 各20:00~21:30(90分)

(録画配信あり)

【参加費】3,300円

【講 師】Kikutani Chika(キクタニ チカ)先生 

管理栄養士/修士

【研修会概要】

◆11月12日(土)

前編:検査値と疾病予防

身体状態を示す検査数値は、日頃の食習慣の積み重ねで大きく変動します。

また、脂質異常・血糖・血圧などの各検査数値の項目は、一つの栄養素摂取というよりも、各栄養素摂取の複雑な条件下で影響し合います。

本セミナーでは、検査値から見える食事の背景をわかりやすく読み解きます。

食事摂取の傾向を予測することは、短時間での食事指導の効率化につながり、改善効果の向上にも役立ちます。

【内容】

・検査数値から見える食事傾向

・栄養素摂取と代謝のしくみ

・食事傾向から予測する疾病リスク

・予防のための食事の具体策



◆11月26日(土)

後編:筋肉・骨の強化

加齢に伴う筋肉量や骨量の低下は日々の生活習慣で予防できます。

一般的に、筋肉=たんぱく質、骨=カルシウムという情報は広く知られていますが、それらの吸収要因や吸収阻害要因は意外と知られていないものです。効率良く筋肉および骨を強化する方法を知っておくことで、将来の健康寿命の延伸につながります。

【内容】

・筋肉と骨の強化メカニズム

・筋肉と骨を弱める食習慣

・筋肉量を増やす食事の摂り方

・骨量を保つ食事の摂り方


【経 歴】

2011年、管理栄養士免許取得。大学病院にて病院管理栄養士として基礎を学んだのち、独立行政法人労働者健康安全機構 関西労災病院治療就労両立支援センターに入職。

5年間、企業での栄養セミナー講師、個別栄養相談、社員食堂の環境整備をとおして多くの労働者の健康づくりに携わる。その後、大阪市立大学大学院にて修士取得。

現在、特定保健指導や栄養セミナーの活動を行なっている。



【テーマ】

感覚障害の捉え方とアプローチ

           

【日 時】

2022年12月 7日(水)基礎知識と評価

     2022年1221日(水)臨床実践編

ZOOM 各 19:30~21:30(120分)

 復習配信あり)

【参加費】3,980

  

【講 師】 

理学療法士 北山哲也先生

甲斐リハビリテーションクリニック副院長

【研修会概要】

 2022年の「感覚障害の捉え方とアプローチ」は新しく、「基礎知識と評価編」/「臨床実践編」と2回に分けて学びより理解を深めていただける環境を設定しました。

 「感覚の捉え方」について多く論文やデータからの裏付け、実際の症例検討等について御講義いただき、明日からの臨床に神経生理学等を役立てる知見を北山哲也先生より吸収していただければと思います。120分×2回でご講義いただきます。

〇 セラピストは対象者の「感覚障害」をどのように捉えて、理解して、対応したらよいのか?

〇感覚評価において臨床的意味のある評価とはどのようなものなのか?

〇感覚入力とは具体的にはどのように行うのか?

〇効率的活動を引き出すには何に着目したらよいのか?

〇動作遂行時の質とはどのようにとらえるのか?

〇運動学習のプロセスを対象者に積み重ねてもらうときの注意点は?

感覚をキーワードに出てくる疑問や悩みはたくさんあります。感覚を頼りに目的動作の獲得や機能向上に活かそうとする場面は多くあります。さまざまな疾患を背景に持つ対象者の感覚をどのように捉えて、臨床に活かしていけばよいのか?

 さまざまな身体にある「感覚」のおかげで適切な姿勢、動作、重力モーメントに対する適切な反応ができていると思われますがこれらの器官や受容器をどのように捉えて対象者やセラピストは利用することができるのか?

 臨床家らしい情熱ある北山哲也先生の講義はオンライン上でも受けるだけで元気をいただける不思議な副作用があります。臨床家として目の前にいる対象者様と真摯に向き合い質を変えることに日々挑戦を続ける北山哲也先生の御講義をぜひご検討いただけますと幸いです。

【講師紹介】

<略歴・資格など>

1997年4月~2020年3月 山梨温泉病院(現:山梨リハビリテーション病院)

リハビリテーション部 理学療法課 課長

2020年3月 山梨大学大学院 医工農学総合教育部修士課程生命医科学専攻 卒業

2020年4月 甲斐リハビリテーションクリニック 副院長

医科学修士

日本理学療法士協会 神経系専門理学療法士 / 脳卒中認定理学療法士

IBITA/JBITA Bobath Basic course instructor

回復期セラピストマネージャー

障害者スポーツ専門指導員初級

福祉住環境コーディネーター2級

日本神経系理学療法学会 運営幹事

山梨県理学療法士会 生涯学習局長(理事)

糖尿病理学療法ガイドライン作成委員

<執筆図書など>

・高齢者けあ:「排泄介助に行う適切なアプローチ方法」日総研,2008年5月30日

・理学療法MOOK: 運動連鎖「姿勢調節メカニズム」文光堂,2011年4月 共著

・活動分析アプローチ:「失調症」青海社,2011年4月 共著

・重度障害者への活動分析アプローチ上巻:

・「起き上がり動作」「立位へのチャレンジ」青海社,2013年5月 共著

・ボバースジャーナル:「Task Analysis」2016年6月

・PTジャーナル:「日常生活動作における姿勢制御のアセスメント」医学書院,2018年3月号

・極める脳卒中の理学療法:「ラクナ梗塞における理学療法のポイント」文光,2018年11月 共著


【テーマ】

  食事と姿勢の基礎知識

~トータルケアから考える食事姿勢の視点について~           

【日 時】終了いたしました。

【場 所】ZOOM

【参加費】無料   

【講 師】 

 作業療法士 山口和彦先生

 〇医療法人昭友会 埼玉森林病院

 〇NPO法人皆実 障害福祉サービス事業所

          ほりほっく(生活介護)

 〇姿勢・活動ケア研究会


 分野:精神科身体合併疾患、精神科急性期医療

【研修会概要】


「食事姿勢」というテーマで考えると、座位のみに意識が向きがちになると思います。

 

 例えば、姿勢が傾いている側にクッションを入れる、 反り返りが 強いからリクライニング を かけるなどの対応をすることは 、 現場でよく見る光景だと思います。


 しかし、このような対応をすることで、 逆に姿勢が悪くなってしまった、対象者が苦しそう、窮屈そうにしているな

どの様子を見たことがある方も多いのではないでしょうか? 特に介助度が重度(例:寝たきりに近い状態)になるほど、車椅子座位は不良姿勢になっている方が多い状況下にあります。

 

 これらの原因の一例として は、 不良姿勢による筋緊張の 高まりで筋肉の柔軟性が低い 状態にある こと 、これに関連して 体表面の 皮膚が 硬くなり、 背シートや 座シート の接地面に対して身体が馴染んでいないこと など が挙げられます。


 実は、これらの 寝ているときや座位における不良姿勢 が起こる背景には 、 疾患の特徴の他に、寝具、介助方法 (例:身体の触れ方・移乗方法 、身体に合わない車椅子の使用 などの環境面が密接に関連していることが 多くあります 。


 このように考えると、「食事姿勢 の成り立ちは 、 トータルケアで考える 予防の 視点 」が 重要であり、「不良姿勢を 防ぐ のも、作り出すのも私たち 介助者を含めた環境因子 」 が大きく関連していることが分かり 、対象者の姿勢と動き

に配慮した支援を 意識 していくことが、 結果的には 食事姿勢の土台 作りにもなることを日頃の臨床で 実感 しています。


 『 食支援 』 となると、様々な視点での介入が必要であり、知識、技術的にも一人で解決することは非常に困難です。

 今回の研修では、 当日に参加をされる皆さまと分からないことは 一緒に 考えてい くことで、 「多職種協同での情報交換の場」にもなれば幸いに思います。 当日は宜しくお願いします。



【テーマ】「骨格筋の基礎知識とその臨床応用」


【日 時】2022年5月27日(金)より開始(全8回)

   5/27 6/3 10 17 24 7/1 8 15

 19:50~21:00(70分)

ZOOM (見逃配信あり)   

【講 師】理学療法士 森憲一先生

おもて整形外科・骨粗鬆症クリニック副院長

【研修会概要】


前半

第1回 イントロダクション・循環における輸送と交換の問題

第2回 骨格筋の筋収縮機序と弛緩不全・筋感覚を含む感覚障害とその解釈

第3回 循環障害による疼痛閾値の低下(前半)

第4回 循環障害による疼痛閾値の低下(後半)


後半

第5回 筋力低下と可動域制限

第6回 筋緊張と姿勢・運動制御の理解

第7回 病態理解と治療戦略

第8回 組織の破壊と再生・まとめ


 骨格筋は全身における細胞総数の約75%を占め、その総重量は体重の4050%になる人体最大の器官系である。運動器官としての印象が強いが、運動以外に様々重要な役割が存在する。骨格筋に存在する筋紡錘・腱紡錘は位置覚・運動覚の受容器であり、運動制御のみならず運動学習に重要な役割を果たす感覚器官である。横隔膜をはじめとする呼吸筋、尿失禁や骨盤臓器脱に関わる骨盤底筋群も骨格筋である。静脈還流に関わる筋ポンプは循環に関与している。また、糖尿病・肥満・ガン・認知症・勃起障害(EDErectile Dysfunction)改善に関わる様々な生理活性物質(総称マイオカイン)を放出する内分泌器官として機能する。水分の貯蔵庫、転倒時の衝撃吸収作用もある。体温低下を防ぐための体熱産生は、骨格筋が68%を担い生命維持活動にも欠かせない器官である。これら多岐に関わる骨格筋の基礎知識を臨床へ応用することは、臨床の実践に必須であり今後発展できる領域であると考える。

 

臨床で遭遇する問題の一つとして過緊張(いわゆる持続的筋収縮状態)が挙げられる。骨格筋は弛緩状態から収縮することにより張力を発生させる。しかし収縮状態であれば張力を発生することが困難となり運動が障害される。収縮持続による疲労は、呼吸・循環・排泄・分泌・体温調整など様々な障害を招来する。また、運動による筋紡錘・腱紡錘へ感覚入力が困難になると、中枢神経系へ適切な情報提供が難しくなり、姿勢・運動障害が惹起される。姿勢・運動障害は新たな過緊張を招き悪循環となり、臨床上改善が困難な症状が形成されることも経験する。


過緊張は、神経の興奮に由来する神経原性と、神経以外の主に筋実質に由来する非神経原性の問題に分類される。神経原性には脳血管疾患や脊髄損傷に代表される中枢神経疾患から、神経の損傷が無くても不安定性を補うためのバランス、スポーツや仕事の特性で習慣として緊張するものまで多岐にわたる。非神経原性は、事故や術侵襲を含む外傷によるものから、神経原性の収縮状態持続の影響により脈管系が圧迫され、局所循環障害が起こり二次的に出現したものまで存在する。多くの場合、これら2つの因子は混在し明確な分類は難しいが、仮説と検証を重ね問題解決を行う必要がある。日々の臨床のなかで、目の前にある問題のみでなく、生活習慣にも目を向け根本的解決の糸口を探ることが臨床家に求められると考える。


今回これら骨格筋の基礎知識を、徒手療法・運動療法・生活指導・ポジショニングなど多様な現場でどのように応用するかについて、臨床家の立場からお伝えしたい。


【講師プロフィール】

森 憲一先生

 理学療法士

 おもて整形外科・骨粗鬆症クリニック副院長

 1998年 理学療法士免許取得後、田原病院を経て 2004年大阪回生病院入職。2013年 同リハビリテーションセンター技師長。2019年より現職である、おもて整形外科・骨粗鬆症クリニック 副院長。2021年より神戸大学医学部保健学科 臨地教授・日本栄養・嚥下理学療法研究会 理事。これまで、理学療法・作業療法・言語聴覚療法・柔整・鍼灸の大学及び養成校 14校の授業を担当し、現在 養成校5校の教壇に立つ。運動器・脳卒中・徒手・臨床教育・管理運営・地域・介護予防 計7種の認定理学療法士とフェルデンクライス プラクティショナーの資格を保有し、アジアを中心に国内外で医療・介護・スポーツ・芸能領域の教育活動を実施。主なテーマは、骨格筋・摂食嚥下・脳卒中・Women’s & Men’s Health・運動器疾患・スポーツ・障がい者スポーツ・職場のマネジメントと職員教育であり、現在まで14本の執筆・投稿・監修・Web教育システムへの投稿を行っている。


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