Ashitokarada Workshop
Zoom研修会
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【テーマ】
職場で活かせるメタ認知の理解と応用
~現場や臨床であなたが楽しむために~
【日 時】
Vimeo配信 しくじりPTのメタ認知とは
2022年5月21日(土)自分を変えるMy Therapy
各19:00~21:00(120分)
ZOOM (録画配信あり)
【参加費】3300円
【講 師】
修士/理学療法士 齋藤義雄先生
メディぴた代表
【研修会概要】
なぜ知識と技術を学ぶのでしょうか?
その学びは患者や利用者にとって本当に有益なものになっていますか?
その学びは職場や組織において貢献できるものとなっていますか?
その学びはあなたの家族において誇れるものになっていますか?
そしてその学びは自分自身をどの道に導くものですか?
あなたは何に喜怒哀楽を感じ、目の前の仕事や生活と向き合っていますか?
医療従事者は自分じゃない他人を良くする職業です。
あなた自身が最高の人生でないと周囲は光り輝きません。
自分自身が自分の良きセラピストであるために
自分自身を見つめる旅に出かけましょう。
それがメタ認知の世界です。
【講師紹介】
●齋藤義雄 Yoshio Saitoh
●メディぴた 代表
●学位・資格
1993年 理学療法士
2006年 日本サッカー協会公認C級コーチ
2017年 医療福祉教育管理学 修士
●学歴
2021年 国際医療福祉大学大学院・博士課程中退
●職歴
1993-1998 医療法人鳳生会藤立病院
1998-1999 千葉県医療技術大学校専任教員
1999-2000 東京衛生学園専門学校専任教員
2000-2002 医療法人社団三松会さくら苑・さくらクリニック
2003-2004 かまだ整形外科
2004-2014 社会福祉法人聖隷福祉事業団聖隷佐倉市民病院
2014-2019 同法人松戸ニッセイ聖隷クリニック
2019-2020 国際医療福祉大学市川病院/国際医療福祉大学臨床准教授
2020‐ PT有限会社リハビリ道場・天台
2022‐ メディぴた 代表
●著書
2017年 卒前・卒後教育に役立つ理学療法士育成OJTテキスト 文光堂 共著
2020年 PTOTビジュアルテキスト リハビリテーション管理学 羊土社 共著
●文献
2018年 管理職の臨床指導時に生じる怒りの一次感情と性格特性の調査 理学療法学 45巻6号
2020年 臨床指導時の怒り感情と性差について~理学療法士におけるアンケート調査から~
感情心理学研究 28巻
●賞罰
2018年 第23回千葉県理学療法士学会 一般演題 最優秀賞受賞
管理職の臨床指導時に生じる怒り感情と性格傾向について
●好きな言葉
・夢は逃げない、逃げるのはいつも自分だ
・一隅を照らす、これすなわち国宝なり
●セラピストへの想い
・自分自身の性格は変わらないもの。そう思っている落とし穴。
・時が経ち経験を重ねると人は勘違いが多くなる。
・人生の失敗を多く繰り返し人は本当の意味で優しくなれる。
・失敗の連続だった齋藤だから伝えられることがある。
・それは・・・研修会で控えめに語ります。笑。
【テーマ】
歩行のバイオメカニクスと臨床応用
【日 時】前半:Vimeo配信(5月31日まで)
後半:Vimeo配信(5月31日まで)
【参加費】3,300円
【講 師】
理学療法士 石井慎一郎先生
国際医療福祉大学大学院 福祉支援工学分野教授
【研修会概要】
今回の研修では歩行についてのバイオメカニクスを分かりやすくお伝えしていただきます。また多くの運動指導者が関わる歩行に関しての臨床では歩行のどこに着目し、訓練を組み立てていくことが効果的なのか?をお話ししていただきます。
〇歩行に必要なバイオメカニクスとは?
〇二足歩行、実用的な歩行に必要な要素とは?
〇歩行分析では何に着目すればよいのか?
〇歩行に必要な大局的安定化制御のメカニズムとは?
〇歩行と関節、筋活動をどう関係づけたらよい?
〇歩行訓練で必要なことは?
【石井慎一郎先生より】 (バイオメカセラピー研究会HPより抜粋)
我々が不整地でも自由に歩くことができ、カーブを曲がったり、速度を変えたり、躓いても転倒せずに歩き続けられるのは、動的姿勢制御のメカニズムが存在しているからです。直立二足歩行は力学的に極めて不安定な移動様式だと言えます。ただ脚を前に運び、正常な動作パターン歩行フォームを作っても、患者さんは歩くことは出来ません。ヒトの歩行フォームを忠実に再現したロボットを歩かせても、すぐに転倒してしまうのと同じように、環境に合わせて動的な安定性を作り出せなければ、実用的な歩行は不可能なのです。この動的姿勢制御は脳内ネットワークによって制御されています。よって,転倒リスクを回避するための能力は,脳内ネットワークのトレーニングと言っても過言ではありません。ただ,筋力を鍛えたり,ストレッチをしたり,バランス訓練を闇雲に行っても効果的なトレーニングにはならないのです。
【講師紹介】
社会医学技術学院理学療法学科卒 理学療法士。永生会永生病院リハビリテーションセンター勤務。国際医療福祉大学大学院福祉支援工学分野博士課程修了、博士(保健医療学)。神奈川県立保健福祉大学リハビリテーション学科教授を経て、2018年より国際医療福祉大学大学院 福祉支援工学分野教授。ご専門は「バイオメカニクス」「運動器系疾患の理学療法」
【テーマ】
脳卒中片麻痺患者の課題・運動分析
~ADLへの汎化シリーズ~
【日 時】2022年5月18日(水)
2022年7月 6日(水)
2022年9月 7日(水)
19:30~21:30(120分)
ZOOM (録画配信あり)
【参加費】先着5名6,000円 8,900円
おかげさまで先着5名割は完売となりました。
【講 師】
理学療法士 北山哲也先生
甲斐リハビリテーションクリニック副院長
【研修会概要】
脳卒中片麻痺患者へのリハビリテーション介入は急性期、回復期、生活期それぞれで課題もさまざまで個々のケースにより介入内容を検討していく必要があります。そのためには適切な課題設定、課題に対する運動分析の視点が必要であることは異論のないところだと思います。
また介入内容や訓練内容を実際のADLにつなげていくという「汎化」という視点についてもこの研修会で理解を深めていただければ幸いです。
臨床家らしい情熱ある北山哲也先生の講義はオンライン上でも受けるだけで元気をいただける不思議な副作用があります。臨床家として目の前にいる対象者様と真摯に向き合い質を変えることに日々挑戦を続ける北山哲也先生の御講義をぜひご検討いただけますと幸いです。
【講師紹介】
1997年4月~2020年3月 山梨温泉病院(現:山梨リハビリテーション病院)
リハビリテーション部 理学療法課 課長
2020年3月 山梨大学大学院 医工農学総合教育部修士課程生命医科学専攻 卒業
2020年4月 甲斐リハビリテーションクリニック 副院長
医科学修士
日本理学療法士協会 神経系専門理学療法士 / 脳卒中認定理学療法士
IBITA/JBITA Bobath Basic course instructor
回復期セラピストマネージャー
障害者スポーツ専門指導員初級
福祉住環境コーディネーター2級
日本神経系理学療法学会 運営幹事
山梨県理学療法士会 生涯学習局長(理事)
糖尿病理学療法ガイドライン作成委員
<執筆図書など>
・高齢者けあ:「排泄介助に行う適切なアプローチ方法」日総研,2008年5月30日
・理学療法MOOK: 運動連鎖「姿勢調節メカニズム」文光堂,2011年4月 共著
・活動分析アプローチ:「失調症」青海社,2011年4月 共著
・重度障害者への活動分析アプローチ上巻:
・「起き上がり動作」「立位へのチャレンジ」青海社,2013年5月 共著
・ボバースジャーナル:「Task Analysis」2016年6月
・PTジャーナル:「日常生活動作における姿勢制御のアセスメント」医学書院,2018年3月号
・極める脳卒中の理学療法:「ラクナ梗塞における理学療法のポイント」文光,2018年11月 共著
【テーマ】「骨格筋の基礎知識とその臨床応用」
【日 時】2022年5月27日(金)より開始(全8回)
5/27 6/3 10 17 24 7/1 8 15
19:50~21:00(70分)
ZOOM (見逃配信あり)
【参加費】16,800円
【講 師】理学療法士 森憲一先生
おもて整形外科・骨粗鬆症クリニック副院長
【研修会概要】
前半
第1回 イントロダクション・循環における輸送と交換の問題
第2回 骨格筋の筋収縮機序と弛緩不全・感覚器としての骨格筋(筋感覚)
第3回 疼痛症候の解釈 前半
第4回 疼痛症候の解釈 後半
後半
第5回 循環障害により出現する感覚の問題
第6回 筋力低下と可動域低下
第7回 ウィメンズ&メンズヘルス領域への応用
第8回 病態理解と治療戦略(破壊と再生)・まとめ
骨格筋は全身における細胞総数の約75%を占め、その総重量は体重の40~50%になる人体最大の器官系である。運動器官としての印象が強いが、運動以外に様々重要な役割が存在する。骨格筋に存在する筋紡錘・腱紡錘は位置覚・運動覚の受容器であり、運動制御のみならず運動学習に重要な役割を果たす感覚器官である。横隔膜をはじめとする呼吸筋、尿失禁や骨盤臓器脱に関わる骨盤底筋群も骨格筋である。静脈還流に関わる筋ポンプは循環に関与している。また、糖尿病・肥満・ガン・認知症・勃起障害(ED:Erectile Dysfunction)改善に関わる様々な生理活性物質(総称マイオカイン)を放出する内分泌器官として機能する。水分の貯蔵庫、転倒時の衝撃吸収作用もある。体温低下を防ぐための体熱産生は、骨格筋が68%を担い生命維持活動にも欠かせない器官である。これら多岐に関わる骨格筋の基礎知識を臨床へ応用することは、臨床の実践に必須であり今後発展できる領域であると考える。
臨床で遭遇する問題の一つとして過緊張(いわゆる持続的筋収縮状態)が挙げられる。骨格筋は弛緩状態から収縮することにより張力を発生させる。しかし収縮状態であれば張力を発生することが困難となり運動が障害される。収縮持続による疲労は、呼吸・循環・排泄・分泌・体温調整など様々な障害を招来する。また、運動による筋紡錘・腱紡錘へ感覚入力が困難になると、中枢神経系へ適切な情報提供が難しくなり、姿勢・運動障害が惹起される。姿勢・運動障害は新たな過緊張を招き悪循環となり、臨床上改善が困難な症状が形成されることも経験する。
過緊張は、神経の興奮に由来する神経原性と、神経以外の主に筋実質に由来する非神経原性の問題に分類される。神経原性には脳血管疾患や脊髄損傷に代表される中枢神経疾患から、神経の損傷が無くても不安定性を補うためのバランス、スポーツや仕事の特性で習慣として緊張するものまで多岐にわたる。非神経原性は、事故や術侵襲を含む外傷によるものから、神経原性の収縮状態持続の影響により脈管系が圧迫され、局所循環障害が起こり二次的に出現したものまで存在する。多くの場合、これら2つの因子は混在し明確な分類は難しいが、仮説と検証を重ね問題解決を行う必要がある。日々の臨床のなかで、目の前にある問題のみでなく、生活習慣にも目を向け根本的解決の糸口を探ることが臨床家に求められると考える。
今回これら骨格筋の基礎知識を、徒手療法・運動療法・生活指導・ポジショニングなど多様な現場でどのように応用するかについて、臨床家の立場からお伝えしたい。
【講師プロフィール】
森 憲一先生
理学療法士
おもて整形外科・骨粗鬆症クリニック副院長
1998年 理学療法士免許取得後、田原病院を経て 2004年大阪回生病院入職。2013年 同リハビリテーションセンター技師長。2019年より現職である、おもて整形外科・骨粗鬆症クリニック 副院長。2021年より神戸大学医学部保健学科 臨地教授・日本栄養・嚥下理学療法研究会 理事。これまで、理学療法・作業療法・言語聴覚療法・柔整・鍼灸の大学及び養成校 14校の授業を担当し、現在 養成校5校の教壇に立つ。運動器・脳卒中・徒手・臨床教育・管理運営・地域・介護予防 計7種の認定理学療法士とフェルデンクライス プラクティショナーの資格を保有し、アジアを中心に国内外で医療・介護・スポーツ・芸能領域の教育活動を実施。主なテーマは、骨格筋・摂食嚥下・脳卒中・Women’s & Men’s Health・運動器疾患・スポーツ・障がい者スポーツ・職場のマネジメントと職員教育であり、現在まで14本の執筆・投稿・監修・Web教育システムへの投稿を行っている。
【テーマ】
足部の評価・触診・治療
~足部の機能解剖、マルアライメント、精密触診~
【日 時】
2022年5月21日(土)足部・アライメントの病態と評価
2022年6月 4日(土)足部の疼痛発生源と精密触診
2022年6月25日(土)足部マルアライメント治療
各20:00~22:00(120分)
ZOOM (録画配信あり)
【参加費】先着5名6,000円 定価8,900円
※おかげさまで先着5名割は完売となりました。
【講 師】
学術博士/理学療法士 蒲田和芳先生
株式会社GLAB 代表取締役
【研修会概要】
足部の立体的アーチ構造は精巧な構造による静的安定性と筋腱の緊張の変化による動的安定性によって支持されている。足部アライメントに異常が生じる原因は、解剖学的因子、不安定性、癒着、筋機能低下、マルユース(協調性不良)に大別される。またマルアライメントの結果として、足部の種々の組織に疼痛が発生する。
マルアライメントの原因に対して、運動療法、補装具療法(インソール・テーピング)、徒手療法(癒着のリリース)などが奏効する。一方、疼痛に対しては、疼痛の発生源を精密触診によって絞り込んだ上で、神経を含むファシアリリースが有効である。
本シリーズでは、以上のような足部疾患の治療についての基本的な考え方、評価、治療の選択肢について講習する。
【講師紹介】
■蒲田 和芳 Kazuyoshi Gamada
■所属:株式会社GLAB(ジーラボ)代表取締役
■学位・資格
学術博士,理学療法士(1995年3月)
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
■学歴
1991年東京大学教育学部体育学科卒業(教育学学士)
1994年東京大学大学院教育学研究科身体教育学専攻修了(教育学修士)
1995年社会医学技術学院夜間部理学療法学科卒業(理学療法士免許)
1998年東京大学大学院総合文化研究科修了(後期過程)身体運動科学専攻修了(学術博士)
■職歴
1998-2003年横浜市スポーツ医科学センター整形診療科理学療法室長
2003-2005年コロラド大学ヘルスサイエンスセンター(ポスドクフェロー)
2005-2006年フロリダ大学機械・航空工学科(リサーチフェロー)
2006-2014年広島国際大学総合リハビリテーション学部 准教授
2015-2020年広島国際大学総合リハビリテーション学部 教授
2020年- 広島大学大学院 医系科学研究科 弓削研究室 研究員
早稲田大学スポーツ科学研究科 金岡研究室 招聘研究員
2021年- 大阪産業大学工学部 非常勤講師
昭和大学保健医療学部理学療法学科 非常勤講師
京都橘大学健康科学部 理学療法学科 非常勤講師
2022年- 札幌医科大学保健医療学部理学療法学科 研究員
北里大学リハビリテーション学科理学療法学専攻 特別講義講師
<大会帯同>
1995年福岡ユニバーシアード 選手村診療所
1996年アトランタオリンピック JOC本部医務班
2000年シドニーオリンピック JOC本部医務班
2022年東京オリンピック・パラリンピック 選手村ポリクリニック
■著書
リアライン・トレーニング下肢編(講談社)
リアライン・トレーニング体幹・股関節編(講談社)
拘縮治療のエビデンスと臨床応用(株式会社gene)
肩のリハビリテーションの科学的基礎(ナップ)
肘関節疾患のメカニズムとリハビリテーション(ナップ)
コアコンディショニングとコアセラピー(講談社)
コアセラピーの理論と実践(講談社)
【テーマ】ポジショニングの基礎知識シリーズ
~寝姿勢における不良姿勢の介入と予防の視点~
【日 時】知識編:2022年6月17日(金)Zoom
実践編:2022年6月24日(金)Zoom
各20:00~21:30(90分)(録画配信あり)
【参加費】3,300円
【講 師】作業療法士 山口和彦先生
医療法人昭友会 埼玉森林病院
【研修会概要】
【知識・準備編】6月17日
①寝たきりで起こる不良姿勢とは?
②不良姿勢が与える心身への影響
③ベッド上ケアで使える福祉用具
④筋緊張をあげない優しい介助
【実践・応用編】6月24日
①ポジショニングの目的と効果
②ポジショニングの種類と実践方法
③ケーススタディ「開口しやすいケースへの対応例~誤嚥性肺炎の予防~」
④トータルケアで行うポジショニング~多職種連携で大事にしたいこと~
【研修のポイント】
今回は、寝たきりの方が起こりやすい問題の一つ、「首が反り返り、足が捻じれた姿勢(風に吹かれた肢位)」についてとりあげ、どのように『対応』をしていけばよいかについて考えていきたいと思います。
日頃の臨床場面において、不良姿勢は固定化かつ複雑化するほど、対応は難しくなる傾向にあります。このような状態になってしまうと、誤嚥性肺炎のリスクが高まり、日頃のケアにおいては苦痛(例:オムツ交換、口腔ケア)を伴うことが増え、車椅子にも座れなくなるなどの問題が起こり、患者様の生活の質を下げる要因(例:口からご飯を食べることができなくなる)にもなっています。また、介助量が増えてしまう面では、介護者側にも大きな負担を強いる結果となっています。
このように考えると、不良姿勢は起きてから「対応」をするのではなく、「予防」をすることがポイントになることが分かります。
不良姿勢に対するアプローチの手段としては、ポジショニングが代表的なツールの一つになりますが、より効果が出やすい段階で、『多職種協同の実践』をしていくことが重要になります。研修の中では、これらのことも意識しながら、「予防」の視点においてポジショニングの方法について、情報共有をしていきたいと思います。
「知識・準備編」では基礎知識と身体に優しい介助と福祉用具の紹介を含めて人が影響する因子について考えます。
「実践・応用編」では具体的なポジショニングの実践方法について、ケースステディも交えて深めていきたいと思います。
研修に参加をされる多職種の皆様にとって、一つでも有用となる情報があれば幸いです。
【講師プロフィール】
山口和彦先生
経験年数:14 年
所属:医療法人昭友会 埼玉森林病院
NPO 法人皆実 障害福祉サービス事業所 ほりほっく(生活介護)
姿勢・活動ケア研究会
分野:精神科身体合併疾患、精神科急性期医療
【テーマ】糖尿病 栄養と運動/高血圧と循環器病
【日 時】2022年6月29日 20:00~21:30
【場 所】Zoom(録画配信あり)
【講 師】湧田泰徳先生 大山真吾先生
湧田泰徳先生
久保田整形外科リハビリテーション科 科長
理学療法士
糖尿病療養指導士
臨床栄養医学指導士
大山真吾先生
足とからだサポート代表
循環認定理学療法士
高血圧・循環器病療養指導士
日本スポーツ協会公認運動指導者
日本高血圧学会/日本循環器学会
日本スポーツ協会/日本心臓リハビリテーション学会所属
【概 要】
「糖尿病 運動と栄養」湧田泰徳先生
~糖尿病とビタミンB群の関係について~
糖尿病と聞くと血糖値のコントロールを想像し、糖質の影響を多く受けていると考えられています。血糖値のコントロールを行うには、運動の重要性と、上手な糖質の取り込み方を知ることが不可欠です。今回は、糖尿病=糖質の概念を変えることと、そのために必要なビタミンの知識をお伝えいたします。
湧田泰徳先生の栄養の知見は生化学と分子生物学の知識をベースとしています。医療従事者であれば基礎医学の一つとして学んでいるのですが学生の時には十分理解できていないかたも多いのではないでしょうか?湧田先生の講義ではミトコンドリアの代謝機能を解説しながら運動様式に応じた栄養の使われ方を丁寧に説明されています。
運動指導を実践している方で栄養に関わる展開をされる方も多いと思います。基本的ながら大切な知識として押さえておきたい内容です。ぜひご検討ください。
「高血圧と循環器病」大山真吾先生
健康な身体を作るため病院やクリニック以外のフィットネスクラブに通う中高年の方々も以前より大幅に増えています。またYoutube等で体操やフィットネス動画が盛んになってきています。一方で運動中の中高年の突然死や無理な身体の動きから関節等を痛めたり、肉離れ等の故障もみられます。
心疾患でよくみられる心房細動では心周期におけるAtrial kickの消失により健常者の25%前後の一回拍出量の低下が認められます。また特に高齢者では弁膜症等の心疾患によっては運動時に血圧低下を呈することも推測され聴診所見が臨床的意義のある評価になる場合も多く目にします。運動指導者において弁膜症の知識を持っていることや聴診所見をとることができることは大切です。
研修会では高血圧と循環器の基礎知識、生活習慣が血圧や循環器系にどのような影響を及ぼすのか?運動を行う際のウオーミングアップの大切さ、循環器病と運動に際しての注意点等を交えてお伝えし、各自が活動している運動指導の安全な指導のための根拠やツールとして利用していただきたく思います
【テーマ】運動指導者が知っておくべき、靴と歩行の知識と実践
知識編 〜靴から読み取る歩行のクセとは?〜
評価編 〜治療の成果を出したければ、まずは土台を整えよ〜
【日 時】2022年7月23日 知識編
2022年7月30日 評価編
各20:00~21:30
【場 所】Zoom(録画配信あり)
【講 師】西林悠樹先生
西千葉整形外科 理学療法士
成田フットボールクラブ コーチングスタッフ
JFA公認サッカーC級コーチ
【概 要】
私は整形外科クリニックで外来リハに5年従事しています。その中で患者様・利用者様の歩行について考えることが多くあり、新人の頃からその評価や介入について悩むことが多くありました。
日々勉強していく中で、「身体の土台は靴(足)にある」ということを学びました。靴の知識は歩行を診る上で絶対に無視してはいけないポイントである、と私は思っています。しかし、足関節についてのセミナーや本はたくさん見られますが、靴に関する勉強会や本はあまり多くありません。
外来リハに来る患者のほとんどは靴を履いて来院しており、歩行を見る際はほぼ必ず靴を履いています。あなたがどれだけすごい技術を持っていても、どれだけ時間をかけて身体を整えても、靴が崩れていると全てが台無しになってしまうことさえあります。
あなたの知識やスキルを無駄にしないために、靴と歩行の知識・評価を是非知って欲しいです。知っているかどうかで治療効果は大きく変わるはずです。
【テーマ】「歩行効率の再考シリーズ」
【日 時】
9/30①バイオメカニクス編
11/ 4②神経生理学編
11/25③臨床応用Ⅰ編
12/23④臨床応用Ⅱ編
ZOOM (見逃配信あり)
【参加費】8,900円
【講 師】理学療法士 中山直樹先生
四国医療専門学校専任講師
認定理学療法士(運動器・脳卒中)
【研修会概要】
【全体概要】
今よりも少し自信を持って『CPG』と言えるようになってみませんか?
歩行の評価・介入時によく耳にするCPG(Central Pattern Generator)=中枢パターン発生器…
学会発表の考察の部分で安易に『CPG』と使っているのを見た(聞いた)ことはありませんか?
長下肢装具でのリズミカルな歩行であればCPGが賦活された…
左右対称的な二動作前型歩行であればCPGが効いている…
生体力学的・神経生理学的な構成要素を考慮した評価に基づいた上で『CPG』を紐解いていくべきと考えます。
本シリーズでは、運動学・解剖学・生理学に基づき、多角的かつ、より臨床に即した視点から『歩行効率』を考えていきます。
明日からの臨床で、新たな視点から『歩行効率』や『CPG』について評価・介入できるようになってみませんか?
≪こんな方にオススメ≫
・『CPG』という言葉を安易に使ってしまっている・・・
・運動学・解剖学・生理学的な視点から歩行を解釈したい!!
・生体力学と神経生理学的な解釈の繋がりの引き出しを増やしたい!!
・10m歩行時間や6分間歩行距離などの指標を用いて歩行を評価していることが多い!!
・上肢活動の向上を図るためのOTプログラムに歩行を活かしたい!!
① 9/30金
【バイオメカニクス編】
≪プログラム(予定)≫
・歩行分析の定石…重心(COG)、床反力作用点(COP)、慣性力!!
・三法則(力学的エネルギー保存・慣性・角運動量保存)で動歩行・静歩行を紐解く!!
・TLA(trailing limb angle)と立脚中期スタート理論の関係とは?
・慣性力は放ったらかし!?片脚立位練習のよくある間違いって?
・寝返り・起きあがり・立ち上がりから歩行を変えるための切り札とは?
② 11/4金
【CPG編】
≪プログラム(予定)≫
・歩行能力改善のテッパン…皮質網様体路!!
・Ⅰa伸張反射、相反抑制、Ⅰb促通、反回抑制、脱抑制でCPGを因数分解!!
・本当はすごい!!驚異のStretch Shortening Cycle!?
・高閾値のゴルジ腱器官には空間的・時間的加重で攻略!!
・立脚終期の下腿三頭筋の真相とは?実は遠心性収縮をしていない!?
③ 11/25金
【臨床応用編Ⅰ】
≪プログラム(予定)≫
・上肢からCPGを賦活する驚異の脊髄固有ニューロン!?
・歩き始めを安定させるCOPの逆応答現象の活用術とは?
・二重課題中の認知課題はワーキングメモリーが突破口!!
・装具なし歩行が自立していても長下肢装具歩行運動を活用した症例
・長下肢装具歩行運動へのひと工夫って?
④ 12/23金
【臨床応用編Ⅱ】
≪プログラム(予定)≫
・立脚終期への介入により歩行効率が向上した重度感覚障害の症例
・長下肢装具のオプション例って?
・歩行に活かせる感覚障害と知覚障害の違いって?
・CPGはSerial7とPCIで客観的に評価できる?
・内反尖足の改善にヒラメ筋を抑制する真相とは?
【テーマ】
食事と姿勢の基礎知識
~トータルケアから考える食事姿勢の視点について~
【日 時】終了いたしました。
【場 所】ZOOM
【参加費】無料
【講 師】
作業療法士 山口和彦先生
〇医療法人昭友会 埼玉森林病院
〇NPO法人皆実 障害福祉サービス事業所
ほりほっく(生活介護)
〇姿勢・活動ケア研究会
分野:精神科身体合併疾患、精神科急性期医療
【研修会概要】
「食事姿勢」というテーマで考えると、座位のみに意識が向きがちになると思います。
例えば、姿勢が傾いている側にクッションを入れる、 反り返りが 強いからリクライニング を かけるなどの対応をすることは 、 現場でよく見る光景だと思います。
しかし、このような対応をすることで、 逆に姿勢が悪くなってしまった、対象者が苦しそう、窮屈そうにしているな
どの様子を見たことがある方も多いのではないでしょうか? 特に介助度が重度(例:寝たきりに近い状態)になるほど、車椅子座位は不良姿勢になっている方が多い状況下にあります。
これらの原因の一例として は、 不良姿勢による筋緊張の 高まりで筋肉の柔軟性が低い 状態にある こと 、これに関連して 体表面の 皮膚が 硬くなり、 背シートや 座シート の接地面に対して身体が馴染んでいないこと など が挙げられます。
実は、これらの 寝ているときや座位における不良姿勢 が起こる背景には 、 疾患の特徴の他に、寝具、介助方法 (例:身体の触れ方・移乗方法 、身体に合わない車椅子の使用 などの環境面が密接に関連していることが 多くあります 。
このように考えると、「食事姿勢 の成り立ちは 、 トータルケアで考える 予防の 視点 」が 重要であり、「不良姿勢を 防ぐ のも、作り出すのも私たち 介助者を含めた環境因子 」 が大きく関連していることが分かり 、対象者の姿勢と動き
に配慮した支援を 意識 していくことが、 結果的には 食事姿勢の土台 作りにもなることを日頃の臨床で 実感 しています。
『 食支援 』 となると、様々な視点での介入が必要であり、知識、技術的にも一人で解決することは非常に困難です。
今回の研修では、 当日に参加をされる皆さまと分からないことは 一緒に 考えてい くことで、 「多職種協同での情報交換の場」にもなれば幸いに思います。 当日は宜しくお願いします。
【テーマ】「臨床に役立つ自律神経系の基礎知識」
【日 時】終了いたしました。
ZOOM (録画配信あり)
【参加費】2,300円
【講 師】理学療法士 中村雄一先生
株式会社TRIGGER所属
筋膜ケアによる自律神経調整専門サロン
「TRIGGER広島」
【研修会概要】
クライアントさんの症状の程度・質・訴え方の他、表情や立ち振舞などが日によって異なる経験をしたことはありませんか?
実は、これらの現象には自律神経系や内分泌器系の影響が大きいと考えており、自律神経の状態によって、痛みの感じ方・筋肉の緊張・姿勢なども変化します。つまり、目の前で見えている現象は「自律神経」というフィルターも通して考えていく必要があり、それらを無視した評価や施術ではいずれ行き詰まる可能性があります。
今回の研修では、「臨床に役立つ自律神経の基礎知識」というテーマで、皆さんの臨床に”自律神経”という視点を加えていただけるような内容をお伝えしていきます。これから自律神経について学び始めたいという方に、ぜひ聞いていただきたい内容です。
○自律神経の基礎
○自律神経と運動の関係
○自律神経とライフスタイル
○自律神経と筋骨格系トラブル
○自律神経と筋膜
○自律神経と整えるセルフエクササイズ
【講師プロフィール】
中村雄一先生
理学療法士
株式会社TRIGGER所属
筋膜ケアによる自律神経調整専門サロン「TRIGGER広島」
2005年理学療法士免許取得後、広島県の医療法人社団飛翔会グループに入職。在籍中は、老若男女、子ども〜プロアスリートの方々の主にアスレティックリハビリテーションに従事。臨床の傍ら、医療法人全体のリハ・トレーニング部門教育責任者としてグループ全体の知識・技術の向上に貢献。
2015年にFascial Manipulation®と出会い、Fasciaの可能性に魅了され、2018年より東京・赤坂にある日本初の筋膜調整サロン『TRIGGER』に入職。同年に科学的根拠に基づく筋膜セラピーであるFascial Manipulation®の国際認定スペシャリストの資格と、動きの癖や姿勢を見極め不調を解決していく
Movement Links®認定スペシャリストの資格を同時に取得。
現在は、拠点を地元・広島に移し自律神経の乱れによる不調を筋膜と運動で解決に導きながら、自律神経ケアのプロフェッショナルを養成するJMF自律神経ケアセラピスト養成コースの講師・運営や、自社で自律神経に関する研究・学術発表も行っている。
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